墨Tile Jumper 3D 攻略帖

拍の長さと判定の余裕

このゲームの難しさは、速度ではなく「拍に乗っているか」で決まります。曲の BPM が分かれば、1拍の長さ、許容できるズレ、小節の区切りまでミリ秒で見積もれます。BPM は公開されていないので、自分で測ります。

01拍とタイルの関係

配信ページは every bounce follows the rhythm of the beat と書いています。球の跳躍は曲の拍に同期し、タイルはその跳躍の着地点として並びます。つまりタイルの間隔は、時間ではなく拍数で決まっています。

拍に乗るというのは、跳ぶ瞬間が拍の頭と一致することです。テンポが速い曲ほど1拍は短くなり、同じ反応速度でも間に合わなくなります。逆に遅い曲は1拍が長く、判断の余裕が増えます。

曲の BPM が分からないまま「速い/遅い」と感じているだけでは、練習の成果を比べられません。数値に直すところから始めます。

02タップでテンポを測る

曲を流しながら、拍に合わせて画面のボタンを叩きます。直近8回ぶんの間隔を並べ、中央値を1拍として BPM に直す方式です。人間のタップは数%ぶれるので、1回ごとの値ではなく中央値で読みます。極端に短い間隔や長い間隔は、押し間違いとして捨てられます。

測った値は曲ごとにブラウザへ保存されます。9曲すべてを測る必要はなく、練習に使う2〜3曲で十分です。同じ曲を日を変えて測り、値が大きく違うときは、その日の聞き方が不安定だったと考えます。

下の道具は、曲を選んでタップするだけで BPM と1拍の長さを出します。記録は端末内にだけ残り、外部へ送信しません。

03拍をミリ秒に直す

1拍の長さ(ミリ秒)は 60000 ÷ BPM で求められます。120BPM なら500ミリ秒、90BPM なら約667ミリ秒です。小節は4拍なら4倍、8拍なら8倍になります。

この表は計算値で、ゲーム内の実測値ではありません。曲の BPM が分かったら、同じ式で自分の曲の値を出してください。

BPM と拍の長さ(計算値)
BPM1拍 (ms)4拍 (ms)8拍 (ms)
8075030006000
9066726675333
10060024004800
11054521824364
12050020004000
12846918753750
14042917143429
15040016003200
16037515003000
18033313332667

04判定の余裕を見積もる

拍の頭からどれだけズレても「乗っている」と見なせるかは、ゲーム内の判定幅で決まります。この値は公開されていません。そこで、許容したいズレの割合を自分で決め、何ミリ秒に相当するかを計算します。

たとえば120BPMで10%のズレを許すなら、500ミリ秒の10%で±50ミリ秒です。この範囲に自分の入力が収まっているかを知るだけで、練習の狙いが「速く押す」から「一定に押す」へ変わります。

下の計算機の許容率の初期値10%は、当サイトが置いた目安です。ゲームの実測値ではないので、厳しくしたければ5%、緩くしたければ20%で計算し直してください。

05ズレが生まれる3つの原因

3つのうち、自分で直せるのは3番目だけです。音と入力の遅延は環境の問題なので、数値を疑う前に環境を変えます。

音の遅延
Bluetooth イヤホンは数十〜数百ミリ秒遅れることがあります。有線に変えると体感が変わります。
入力の遅延
描画が重いと、押した位置が画面に反映されるまで時間がかかります。他のタブを閉じるのが先です。
数え方の誤り
拍の頭ではなく裏拍で取っていると、常に半拍ずれます。遅い曲で1回確認してください。

判定幅の計算機(1拍に対する許容ミリ秒)

BPM は自分で測った値、許容率は自分で決めた割合です。どちらもゲームの公表値ではありません。

66.7±ms

1拍あたりの許容幅

計算例
BPM(テンポ帳の実測値)許容率1拍あたりの許容幅
9010 %66.7 ±ms
12010 %50.0 ±ms
1288 %37.5 ±ms
14015 %64.3 ±ms
1605 %18.8 ±ms

テンポ帳(曲ごとに BPM を測る)

曲を流しながら拍に合わせて「タップ」を押します。直近8回の間隔の中央値から BPM と1拍の長さを出し、端末内に曲ごとに保存します。ゲームの公表値ではなく、あなたの実測値です。

まだ記録がありません。曲を選び、拍に合わせて8回以上タップしてください。外れ値は中央値で吸収します。

    —BPM
    —1拍 (ms)
    —4拍 (ms)
    —±10% の幅 (ms)
    0タップ数